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  • 執筆者の写真Minako Hasimoto

心の中にあるパンドラの箱


私たちはたくさんの経験をしていくうちに 

つらい記憶や経験を心の中に押し込めて生きています。

自分ではどうしようもない出来事 

忘れられないつらい記憶 

忘れてしまいたい失敗

受け入れたくない自分の欠点

ちゃんと向き合おうとせず 人のせいにしたり ごまかしたり

そうして 何もなかったように表面では笑って過ごしています。

忘れられてしまった記憶たちは誰にも気づかれず箱の中で息をひそめているのです。

「何故だかわからないけど、あの人の行動は鼻について許せない!!」

それは、遠い昔 周りの人生の先輩方に守られながらそんな事にも気付かずに迷惑をかけていた若いころの私とおなじ。

「あの人をみてると疲れてしまう」

あの人は、若いころ 振り返らずに未来に向けて猛進していた私。

「あの人感謝がたりへんわ!(怒)」

それは昔 感謝できなかった自分を許してないから。

これは私が経験し感情です。

人は間違いながら成長していきます。

自分の無知から人を傷つけてしまったりもします。

だからと言って間違いを犯してはいけない訳ではないのです。

失敗して 傷つけた人の痛みを知って心は成長していくのです。

人を傷つけた自分を受け入れたくない。みっともない自分を許せない。

そんなやり場のない気持ちをパンドラの箱に押し込めて

ちゃんと自分と向き合ってもあげないで 

嫌いな自分をなかったことにして無視し続けて生きてきたのです。

でも、その気持ちは心の奥で存在していて自分の人格に影響を及ぼしているのです。

“愛”の反対は無関心! 汝自身を見捨てることなかれ。

今は亡き師匠にいただいた言葉です。

パンドラの箱を開けて本当の自分と向き合おう。そしてゆるして だきしめてあげよう。

悲しみや 苦しさ やるせない思い そんな感情の向こう側には【希望】という素晴らしい贈り物が入っているから。

そしたらきっと 許しあえる未来がくるさ!


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